連載・コラム

想定外はガソリン不足だけ 被災1時間後から 業務開始(皆成建設株式会社)

東日本大地震対応事例

東日本大地震対応事例

仙台市若林区に本社を置く皆成建設は、BCPの発動により地震発生1時間後から区の要請を受け、道路の安全点検を行うなどの業務を開始した。被災時には自社施設が使えなくなることを見越したBCPを策定し、徹底したリスクアセスメントにより10メートルを超える津波も想定していた。

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湾岸危機から始まったリスク対策 駐在員3400人、出張者8万人を守る(株式会社日立製作所)

海外進出企業の危機管理

海外進出企業の危機管理

連結売上高約10兆円、連結従業員数約33万人という巨大企業グループを持つ日立製作所は、海外に駐在する日本人従業員が約3400人、海外への出張者が年間8万人にのぼる。安全対策をどのように行っているのか。同社リスクマネジメント部担当部長の椚田厚氏に聞いた。

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海外106事業でBCP構築 タイ洪水、天津爆発事故で迅速な対応(豊田通商株式会社)

海外進出企業の危機管理

海外進出企業の危機管理

豊田通商では、2011年の東日本大震災、そして同年にタイを襲った大洪水と、立て続けにサプライチェーンが深刻な影響を受けたことなどから、海外拠点を含め、グループ全体でBCPを推進していくことを決定し、すでに国内59事業、海外106事業でBCPを構築し、発展的に運用を続けている。その成果は、2013 年に再びタイを襲った洪水や、昨年、天津で起きた危険物倉庫の爆発事故などで現れ、迅速な対応を実現した。同社総務部減災・BCM推進室長の山下昌宏氏に海外拠点におけるBCPの展開について聞いた。

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大丸有地区のビルを守る(三菱地所株式会社)

水害対策

水害対策

4000事業所、23万人が働く世界でも屈指のビジネス街である大丸有地区(大手町、丸の内、有楽町)。100棟強のビルが建ち並び、そのうち約30棟が三菱地所の所有する物件だ。都内でも豪雨の被害は深刻化している。地区の防災をリードする三菱地所に、ビルの水害対策について話を聞いた。

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500年に1度の豪雨に備える リアルタイムで水害危険カ所を監視(株式会社トヨックス)

水害対策

水害対策

中低圧の産業用ホースと継ぎ手で国内大手のトヨックス(本社:富山県黒部市)。自社工場では年間3万2千キロに及ぶホースを生産しているが、実は本社工場が3方を川に囲まれ、1985年の工場設立当初から水害に悩まされてきた過去を持っていた。東日本大震災を機に本格的にBCPの策定を開始し、現在では全社を挙げて徹底した水害対策BCPを策定している。「できることを、とことんやり続け、社員の命と生活を守る」同社の取り組みを取材した。

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