地震

株式会社佐々木

COMPANY DATA

会社名: 株式会社佐々木
本社所在地: 東京都新宿区高田馬場2-3-11
設立: 1951年4月
資本金: 3,000万円
従業員数: 70名
代表者: 佐々木 実

事業概要

東京都内を中心に、主に飲食店に酒類を中心とした飲料、および 食料品を販売・納入している業務用酒類販売店である。

BCP策定のきっかけ(理由)

お客様である飲食店様、ホテル様に速やかに注文をされた商品を届けることが使命である。しかし、地震が発生した際の被災状況等を想定したことがなく、不透明だった。新型コロナをきっかけに有事の際の対策を強化したい。

BCP対象事業と理由

対象事業:地震後の受発注システム、調達業務、配送業務、運送業業務の事業継続と早期復旧
理由:現状では、全ての業務が止まってしまう。また被災者への必要な物資の調達ができず、水といった災害時の際の商品を届けることができない。

想定する災害/被災状況

商品をお届けできない、受発注システム、及び社内システムの破損、トラックなどの設備の破損が考えられる。

優先業務

社内システムの復旧、配送業務、運送業務、調達業務

主要な経営資源

人、建物・設備、カネ、情報

代替/復旧策

事業継続策

共有サーバ体制の強化、システムバックアップ体制の強化、遠隔操作による社内システムの迅速な復旧、及びお客様サポートの強化。本社での緑ナンバー取得による災害時でも『ものを運ぶ』ことによる事業の継続が可能。

予防低減策/事前準備

安否確認の社内構築、サーバ切り替え、クラウドバックアップの修復、遠隔操作での復旧、発電機・蓄電池での代替稼働これらが迅速にできるような仕組みの構築

策定してみて、気付いたことや苦労したこと

BCP策定により、思った以上に事前準備段階から危機管理への準備不足が多々ある。時間と費用も掛かるため、一つ一つできるところから対応しているのが現状。

今後の課題

災害時の対策ができておらず、思いのほか事業継続の前の事前準備の洗い出しが必要だと実感している。

感想

今回BCP策定に取り組んだことにより、資機材等の備蓄、被害軽減、教育・訓練、緊急連絡網の更新等、災害時の対策ができていないことが明確になりました。まず緊急連絡網の更新から一つ一つ実施していきたいと思っています。