地震

太産工業株式会社

COMPANY DATA

会社名: 太産工業株式会社
本社所在地: 東京都大田区池上5-23-13
設立: 1953年7月
資本金: 10,000万円
従業員数: 122名
代表者: 千葉 泰基
URL: http://taisang.co.jp/

事業概要

電磁ポンプ、自動温度制御装置、電子制御機器、マイコン搭載制御機器、各種給油機器、電子回路プリント基板、その他電子部品の製造及び販売

BCP策定のきっかけ(理由)

昨今、頻発する有事の災害によりBCP策定は顧客要求事項としての要求が高まっており、製造業を営む弊社としては供給という社会的責任を果たすべくリスク管理の一環としたしくみ構築が必要であったため。

BCP対象事業と理由

対象事業:電磁ポンプ製造事業
理由:弊社主力製品である電磁ポンプは給湯やトイレなど生活インフラの必需品に使用される部品であり、有事の災害発生時の復興の必需品となることから選定

想定する災害/被災状況

大地震、台風や局地的豪雨による風水害、感染症

優先業務

製造グループ1チーム(圧力型電磁ポンプ)及び製造グループ5チーム(水用電磁ポンプ)

主要な経営資源

人、生産・検査設備、材料・部品供給サプライヤー

代替/復旧策

事業継続策

従業員と家族の安全を守り、企業の社会的責任を全うするため被害状況把握と復旧に向けた緊急対応

予防低減策/事前準備

事業継続のための電気供給体制、非常時の備蓄品の整備

策定してみて、気付いたことや苦労したこと

リスクの範囲をどれだけ広げるべきか?広げることにより自社にて本当に対応ができるのか?を考慮しながら策定しなければ絵に描いた餅となり、運用は難しいことに気づき、まずは出来る範囲の中での策定となった。

今後の課題

実際に訓練を実施しての改善点の抽出と他のリスクに対するBCP策定

感想

あらゆるリスクを推測し、その見識を広げることでより実用的なBCPの作成が可能であると感じた。弊社でも訓練を通じてケーススタディなどを実施すべきであると感じた。