感染症

株式会社トータルケアサービス加島

COMPANY DATA

会社名: 株式会社トータルケアサービス加島
本社所在地: 東京都足立区千住仲町16-4
設立: 1993年3月
資本金: 4,500万円
従業員数: 200名
代表者: 渋谷 洋子
URL: http://www.kaigo-yuimaru.co.jp/

事業概要

在宅介護サービス(居宅介護支援、訪問介護、通所介護、認知症対応型通所介護、福祉用具貸与・販売・住宅改修)

BCP策定のきっかけ(理由)

コロナウイルス感染症の拡大に伴い、誰もが感染する可能性がある不安な状況下で、ご利用者ならびにスタッフの安全・安心を確保し、”感染しない・させない・拡げない”をモットーに感染を最小限に抑えて事業の継続を達成するため。

BCP対象事業と理由

対象事業:在宅介護事業
理由:ご利用者の在宅生活を継続できるように支えるサービスを実現するにあたり、当社が提供する事業の中で感染症対策を最優先に適用する必要があると判断したため。

想定する災害/被災状況

・スタッフの出社不可
・クラスターが発生した場合、設備使用不可
・一部サービスについては縮小または中止

優先業務

・訪問介護事業
・スタッフの生活に係る業務

主要な経営資源

代替/復旧策

事業継続策

・感染者や濃厚接触者の適正な情報収集
・必要な資材(マスク・ゴーグル・グローブ等)の確保
・関係各所への情報提供

予防低減策/事前準備

・マスクの着用、手洗い若しくは手指消毒、定期的な換気、ソーシャルディスタンスの確保等の感染予防策の徹底
・優先業務遂行のための人員の確保や実現可能なローテーションの想定

策定してみて、気付いたことや苦労したこと

感染症リスクについては、予防策を徹底したとしても完全になくすことはできず、長期化すれば想定外のことが発生すると考えられるので、様々なパターンを検証する必要があると感じました。また、既存の資源だけでは対応に限界がある部分については、新たなシステムの導入を視野に入れる必要があると思います。

今後の課題

・昨年の経験を生かした計画を作成し、スタッフ全員に周知する。
・計画を定期的に見直す体制をつくり、適宜更新する。
・備蓄品のストック数や保管場所の見直しを行う。

感想

全てが大切な業務であるが、資源が限られた時には優先順位をつけなければならないということを改めて痛感しました。それぞれの業務の棚卸を行い、有事の際には業務のローテーションができるように準備することが重要であるということを肝に銘じ、人員体制を強化できるように取り組んでいきたいと思います。